スタッフが香港で買い付けてきたドレスの中に、とても好みに合うものがありました。メロンソーダのような光沢のあるグリーンと、濃いめのブルーにホワイト。これを見たときに、ブルーの部分をレッドにすればクリームソーダになると思い、アレンジ版を作成することにしました。
洋服作成の中で常に問題になるのが生地探しです。この最初のハードルがとても高く、いつも苦労することになります。特にホワイトで厚手の化繊生地はなぜかどこの店にも売っていません。通販という方法もありますが、実際の色や厚みや柔らかさ手触りなどが不明という問題があります。今回はグリーンですが、希望に完全に沿うものは入手できず、普通の緑色になりました。結果、クリームソーダではなく、イタリア国旗のような感じになってしまいましたが、たまにイタリアの曲も演奏していますし、これはこれでよいかと思います。
服に合わせてベルトも作りました。これだけでだいぶ雰囲気が変わります。問題は足元をどうするかです。こうなるとクリームソーダのイメージは捨てて、アリタリアに変更したほうが良いでしょう。
アリタリア・カラーといえばランチャ・ストラトス。これを参考にすると黒のブーツが連想されます。黄色のワンポイントがあれば尚良いですね。
グリーンのレトロなバックルも入手できたので、最終的にはグリーンのベルトを付けて完成となりました。
