那須エリアへ
JR黒磯駅西口が数年前に再開発され、「くるる」という名の交流施設と、「みるる」という名の図書館が開設されました。地方公共団体と地域の方が、文化的な事業に力を注いでいることが良く解り、とても感心いたしました。両施設とも素晴らしい内容です。

7月最初の日曜日、私たちは、「くるる」で開催されたアート・クラフト・フード・ミュージックの複合、交流型イベント「ミユフェス」に出演いたしました。このような素敵な施設で演奏する機会をいただき、ありがとうございました。関係者の皆さまに御礼申し上げます。
ミユフェスについて
地域協働型文化系サークル「みゆスタ」様が主催するイベントで、県内各地で開催されています。ミュージシャン・作家・ショップを、みんなでイベントを楽しみながら交流、応援し合い、相互の発展に繋げていくという、とても意義のある地域活性化イベントです。(今回は県北開催ということで「みゆスタ」さんと「那須の遠吠え」さんの共同企画です。)私たちプレミア・アンサンブルは、みゆスタさんのお手伝いとして、微力ながら運営に協力させていただきました。

一般的に、イベントなどではネガティブなイメージとなる雨。それを連想させる傘のデザインが印象的なロゴですが、軒先での雨宿りはコミュニケーションの場であったり、物語の始まりとなるきっかけのシーンであったり、また、アイテムとしては気遣いや思いやりとしての象徴でもあるなど、傘や雨は決して悪いイメージではありません。むしろミユフェスというイベントに相応しポジティブな意味のデザインで、とても斬新だと思います。
素敵な空間で演奏

今日のステージでは、私たち本来の特色を崩さずに徹底したことと同時に、新たな演出も試みた結果、思わぬ好評を得たり、また、その連鎖によって、新たな出会いが生まれたりするなど、期待以上の展開となりました。一再ならず、この邂逅。自分の意思や思惑とは別に、あらゆる物事が常に変容し続けていることを実感します。

このような転変は、中位数年齢未満の者にとっては、物事の端緒や未来に繋がる経験となりますが、老いゆく者にとってはどのような意味を持つのでしょう。単に岐路として記憶の一つとなるのか、それとも、妙法桜の如く樹勢が一変するほどの変化をもたらす何かとなるものなのか。想っても、詮ずる所、意味もなく、また、知る由も、その術もありません。ただ、一つ一つの出来事と皆さまとの有難いご縁に感謝するのみです。

当日の写真を眺め、思索に耽れば、将来についての懸念のようなものが脳裡をよぎらないわけではありません。私自身、既に、次世代を生きる者が飛躍できるよう、礎石のような役割となるべく、裏方として雑役を遂行している立場ではあります。しかし、そう遠くない将来、その役割さえも果たせなくなるような時が訪れることは必至です。それまでに、希望を見出せるような何かを掴むことが出来るのでしょうか。自分たちの事とはいえ、成り行きを見守っていくような奇妙な心境に陥ります。



本日ご観覧下さった皆さま、楽しいひとときをありがとうございました。何もかも未熟な私たちを応援してくださりありがとうございます。皆さまに楽しんでいただけるよう、これからも精進してまいりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。





交流とサポート
自分たちの演奏前後は、ミユフェスのお手伝いタイムです。ご出演、ご出店の皆さまを応援しPRするために、ヒマリさんも頑張りました。
(※プライバシー保護の観点から暈し等の加工をしているお写真もございます。暈しが必要、また不要な場合はご連絡下さい。)
私は雑用を担当


ヒマリさんはPRを担当








イベント寸景
関係者さまと、今回あらたにご一緒させていただいた、ご出演・ご出店者さま、アーティストさまと一緒に記念撮影をしていただきました。お忙しい中、快く応じてくださり、ありがとうございました。


みゆスタ 様



推しの店

出演者様


関係者様


FRIENDS


くるるでお世話になった関係機関

初めてご一緒させていただいたアーティスト様

集合写真


2023年7月2日(日)11:30-12:00
那須塩原市まちなか交流センター「くるる」
黒磯駅西口徒歩2分
JR宇都宮-黒磯、約50分(990円)
入場無料・駐車場完備
Sing Sing Sing
I only wanna be with you
Pineapple princess
~ピアノソロ~
Flamenco
Sonatine
Killing me softly with his song
Pense a moi
Poupee de cire poupee de son
La plus belle pour aller danser
~アンコール~
黒ネコのタンゴ