眩い煌めきを放ちながら世界を彩ってきた星たちが、ひとつ、またひとつと、消え去っていく。足下を照らす灯も、旅路の道しるべとなる光も失われ、行きつく果ては無であるということをあらためて認識する。追憶に耽りつつも、暗闇という未来に向かう中で、新たな輝きを見つけ出したい。
情熱を傾けた存在との哀別など、この先も様々な出来事が訪れることになりますが、行き先を見失わないように、バンドを構成している内面的な要素を画像で示しておくことにしました。自分たち用として。
「理想」~失われた~

「願望」~追い求めている~

「憧憬」~心に生き続ける~

これらの写真の中で健在なのは、シルヴィ・ヴァルタン、ただ一人。服飾・映画・音楽の世界で活躍している偉人であり、果てしなく遠い存在ですが、私たちの目標です。そして、映画「アイドルを探せ “Cherchez l’idole”」は私たちのバンドの原点です。
境遇は違えど、郷愁や親近感を感じるのが、映画「Blanka」でのピーターとブランカによるバンドです。言葉で言い表せない心惹かれる魅力に溢れています。また、私たちに近い部分もあると感じています。

若くして映画の主演女優を務めるなど華々しい功績を誇る「サイデル・ガブテロ」は今年で20才。大成を願っています。

そして、未だ何者でもない私たち。