1Q22

今日は今年度第一四半期の活動についての協議を行いました。(雑談とも言う)既に各計画は進行している最中ですが、現状に合わせ、細部の詰めや調整を行わなければならないからです。

私たちの進む先は今後だんだんと険しい道のりとなってくるでしょう。もしかすると既に崖っぷちの状態という可能性もあります。私たちは基本的に我が道を行くスタイルですので、世間の風潮に迎合するつもりはありません。しかし、時代には時代ごとの流行というものがあり、子供たちはそれを目指して努力し、中には短期間で著しい進歩を遂げる者も現れます。そして、世間はそれらを評価の基準にする傾向があります。具体的には、流行のポーズ、流行のダンス、流行のトークなどです。

そういったものにあまり関心のない私たちに対して、そのようなことも必要と説く外部の方々も居られます。個性や多様性より利益や利権を優先し、皆と同じ手法にした方が良いということのようです。もちろん、私もそのような話を理解出来ないわけではありません。しかし、ヒマリが大人になったときに、自分たちのスタイルを持ち続けることが出来たということの方が遙かに重要な意味を持つことになるのではないかと思うのです。

そもそも万人に好まれるような音楽活動はありません。演歌好きやメタル好きなど各人それぞれです。私は生まれついての個性を曲げてまで顧客優先主義の音楽活動をすることに意義を感じません。そのスタイルを理解して気に入って頂いた方が聴いてくれればいいのではないでしょうか。と言うより、以前はそれが当たり前だったはずです。「聴いてもらうためには」「観てもらうためには」という理由でスタイルを変えていく付和雷同タイプのバンドに何の意味があるのでしょう。結果的に、自分が何者でもなくなってしまう。ということになってしまうような気がします。

それでも、身内だけで活動しているわけではありませんし、私たちも発展途上で学習や努力をしなければならない状態です。そして、何と言っても主役が一番大切ですから、社会的な軋轢で不利益が生じないよう、外部の状況に応じた舵取りをしなければなりませんので、妥協ではなく許容できるラインや、私たちに似合うやり方を模索しています。今日は面白そうなアイディアがいくつか出たので二人で試してみました。お客様も私たちも、より楽しめる形になるよう、引き続き頑張っていきます。

作成者: Az

アコースティックバンド Premier Ensembleのブログです。