Amplifiers 1

私たちがライブやリハなどで使用しているアンプをご紹介致します。まずは【普通のアンプ編】です。

Fender Acoustasonic 15

このアンプは活動初期に使用していたものです。スピーカーはフルレンジのウィザーで、とにかく自然な感じがするアンプです。リバーブが無い代わりに、MXRのワンノブコーラスのように上手く可変してくれるコーラスが付いています。このサイズのアンプを使うシーンは、音響がどうにもならない小規模のカフェ・テラス・ガーデンライブなどですから、リヴァーブが付いていてもあまり意味がなく、むしろエフェクトはそのような環境でもサウンドの変化がオーディエンスに伝わりやすいコーラスの方が適しているかと思います。各トーンEQのブースト&カットも良好です。このようにとても良いアンプなのですが、現在ほとんど使用していません。その理由は、マイクチャンネルがコンビネーションXLRではないため、ライブでの使用頻度が高くなってきたモノラルフォンプラグのワイヤレスヘッドセットマイクレシーバーが挿せないからです。アタッチメントも試してみましたが若干ノイズが乗ってしまうのと、見た目が悪くなるので駄目でした。コンボジャックの有無は使う側の都合ですから別として、他にはどこを見ても悪い部分が見当たらないアンプですが、唯一、ハンドルのゴム部の劣化が早いのは難点かもしれません。それと、電源ケーブルは取り外せないタイプですので、手持ちで運搬するには気になりませんが、複数機材をケースにパッキングして運搬するような場合はスペースの無駄が生じるので不便でした。

Epiphone Studio Acoustic 15c

フェンダーの後に使用していました。ファンクションはフェンダーと全く同じです。横長の形状なので、若干小ぶりに感じます。エピに変えた理由は、運びやすさと、何と言ってもコンパネがフェイシングフォワードではなくバックワードだったからです。アンプはプレイヤーより前にセットする環境が多いので、コンパネは裏の方がが使いやすかったということです。しかし、フェンダー同様XLRコンボジャックではないので使わなくなりました。電源ケーブルもフェンダー同様、着脱不可のタイプです。

Laney LA30D

フェンダーやエピと比較すると、大きく重いですが、多機能かつ出力に余裕があり、2スピーカーでサウンドもなかなかのものです。両チャンネルともコンボジャックで、電源ケーブルは着脱式で背面に収納可能。エフェクトはコーラス&リヴァーブ。各トーンの効きも良く、中域可変のシェイプスイッチもあり、アンチフィードバックも使えます。AUXとヘッドホン出力、さらにDI出力もあり。フェイズ切替可能。これはコスパ最強のアコギアンプではないでしょうか。現在も多用しており、不満点もありませんが、唯一惜しい部分としては、リヴァーブが両チャンネル共用なこと。ギターに効かせて歌に効かせない、また、その反対は、プッシュスイッチのオンオフで可能ですが、歌とギターのかかり具合を個別に設定することが出来ないので、その点が少し不便というか気になるというだけです。私たちの場合、リヴァーブの使用は場所にもよりますが、歌もギターも全くかけないか、かけても薄くかけるだけ、または、エフェクトを使用する。ですので、実際はあまり問題にはなりません。

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カテゴリー: Equipment

作成者: Az

アコースティックバンド Premier Ensembleのブログです。